読んだ本

読んだ本の感想を書いていきます

自分を操る超集中力

約1ヶ月ぶりの投稿となってしまったことに我ながらビックリです。

Kindleのライブラリ見返すとまた漫画ばっかり読んでましたね。漫画おもしろい。サイコー。

あ、でも漫画の記事も書けばいいのか。そうか。

 

 

そして漫画ではない今回の本はこちら。

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

前回の記事でもちょろっとDaiGo氏の話をしましたが、そんなDaiGo氏の著書を読んでみました。

 

さすがDaiGo氏。説明もわかりやすく、読みやすい文章でサラッと読めた感じがしました。

書かれている内容も、研究に基づいた事例と、それに従ってDaiGo氏が取り組んでいる実践例、というようにエビデンスに基づいた感じで書かれています。

 

そう、「感じ」です。

ひっかかるのは参考文献の一覧が無いこと。

"〇〇学者〜の研究では…"というように事例を紹介するのですが、その論文自体の出典元は示されていません。

また、

"たった7分間のHIIT*1で、1時間ほどの運動と同じ効果が得られると考えられています。"

"15〜20分のパワーナップ*2は、夜の3時間の睡眠に匹敵し、…"

などと具体的な数字を用いてインパクトを与え(ようとしているのだと思います)ていますが、「1時間ほどの運動」とは?どれくらいの強度の運動なの?「同じ効果」とは?消費カロリー?心肺に与える負荷?何が何と同じなの?

「夜の3時間の睡眠に匹敵」とは何がどう匹敵してるの?っていうかそもそもどこで誰が何を根拠に言ってんの?みたいなのは気になっちゃいますよね。

DaiGo氏や中田敦彦氏など、You Tubeで発信されている方のエビデンス問題はたびたび話題になっていますが、しっかりと自らが一次情報に触れるということは忘れてはなりませんね。

 

しかし、書かれている内容は興味深いことが多く、本書の要である「ウィルパワー」の消費が集中力と関係しているという内容に関してはなるほどたしかにと思うことが多かったです。

睡眠や食事、運動など、日々実践するにもハードルが高くないものが多く、取り組みやすいのではないでしょうか。

 

この記事もいい感じの集中力で書けました。

*1:High Intensity interval の略称。短時間高強度の運動と短時間の休息を数セット繰り返すトレーニング方法

*2:目を閉じ、じっとして休息するという回復法。完全に寝ない昼寝みたいな感じ。たぶん。