RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる
Kindleで漫画の1〜3巻を無料で読めるものがあると知り、漫画ばかり読んでました。漫画オモシロイ。
さて、今回の本は信頼できる情報筋のオススメに便乗して読んでみました。
めちゃくちゃ簡単に言えば、何かに専門化するよりも幅広い知識・技能を持ってたほうがいいんじゃない?というお話。
プライベートな事情で、私にとって今読むのがタイミング的にぴったりだった気がします。
タイガー・ウッズとロジャー・フェデラーの対比から始まり、専門特化することと幅広いジャンルに触れることのどちらのほうが有効であるのか?という問いが続いていきます。
"「意地悪な」世界"では幅広い思考が求められ、ある分野とある分野の接点にこそ新しい発見が見つけられると。
私の主観ですが、私の周囲にいる「優秀」だと感じる人物は水平思考が得意である気がします。
この本でも『枯れた技術の水平思考』の横井軍平氏のエピソードが登場しますが、様々な物事を抽象化してとらえることで、ある物事どうしが結びついて新たな物が生まれる。もしくは、ある物事を他の分野にも応用する。
私はこういったことが得意(そう)な人を「優秀」と感じがちで、私自身があまり得意でないと思っている部分なのでしょう。(ないものねだりってやつですかね)
抽象化するという能力が必要なのはもちろんですが、やはり抽象化するには多くの「具体」に触れる必要がありますよね。
最近は、興味を持ったものに積極的に取り組もうという意識があります。さらに、今まで自分がしてこなかったようなことにもあえてやってみるようにしているつもりの心持ちではあります。(できているとは言っていない)
そうやって地道に自分の幅(レンジ)を広げていけたらいいなぁ。
冒頭で書いたプライベートな事情とはまぁ転職のことなんですけど。いろいろ悩んだりもしたし、現在も引き続き悩んでるんですけど。終盤にある一言のアドバイスがなんだかすごく響きました。
こちらはぜひ書籍でお読みください。
ちょっくら筋トレで肩幅(レンジ)広げてきます。